丁子堂房右衛門

明治38年創業の老舗和菓子店

東京・上野の菓子屋「丁子堂」に丁稚奉公に出ていた初代・山木幸三郎さんが、1903年(明治36年)にのれん分けで倉賀野の現在の地に「菓子舗丁子堂」を創業しました。

歴史あるお菓子を大切にしつつ、「今よりも、もっと美味しいものを」を合言葉に、精進されています。

初代の名を冠した名物「幸三郎まんじゅう」を創作した3代目の山木弘志さん、「塩大福」をヒット商品に育てた4代目の孝之さん親子の切磋琢磨に加えて、県内では珍しい女性和菓子職人・裕子さんの魅力も見逃せません。「心に火をともすお菓子」作りへの挑戦は始まったばかりです。

名物『河岸最中』

かつて、倉賀野河岸は江戸と高崎を結ぶ船が行き交い賑わっていました。その河岸を想って作られた「河岸最中」は丁子堂の味の原点として、創業より代々受け継がれています。

「これを店に出せなくなったら店を閉める時。自分より長い歴史のある味を守らないと、地元のご贔屓さんに叱られます」と、4代目の孝之さんは、譲れない一線を背負って和菓子職人としての道を歩んでいます。

上野三碑をお菓子で表現

「世界の記憶」の登録を目指す上野三碑(群馬県)に関する名物づくりとして、高崎市吉井商工会が昨年開催した「上野三碑創作スイーツコンテスト」。

入賞した丁子堂房右衛門(同市倉賀野町)の「上野三碑羊かん」は、碑のシルエットが楽しい、高崎産ブルーベリーのようかん。山木裕子製造部長は「世界に誇れる三碑を、和菓子文化とともに発信したい」と意気込んでいます。

<上毛新聞 2017年7月4日>

焼きたてふっくら絶品!「朝どら」

読売新聞の紹介記事が魅力的だったので、以下に抜粋します。

焼き立てをいただいた。ふっくらと焼き上がった生地と粒あん。湯気が出そうな皮とひんやりとしたあんのそれぞれの食感が楽しめる。あんの水分が皮にしみこみ、一体化した通常のどら焼きとは別物の乙な味だ。

2014年03月16日(詳細はリンク先をご覧ください)

店舗情報

倉賀野店

住所  : 〒370-1201 高崎市倉賀野町2006

電話番号: 027-346-2321

営業時間: 9:00~19:00

定休日 : 木曜日

URL : https://www.facebook.com/chouzidou/

参考記事: 高崎新聞「幸三郎まんじゅう」

片岡店

住所  : 〒370- 高崎市片岡町2-22-12

電話番号: 027-324-3301

営業時間: 10:00~18:00

定休日 : 木曜日

参考記事: 上毛新聞タカタイ2014年6月掲載記事